Last Update 2009/06/01
本体:間田 敏和(はざまだ・としかず)
発現からの経緯:本体が高校2年生の時(1998年)に『矢』によって発現。
タイプ:中距離、一体化、思考分離、自身変化、特殊攻撃型
特徴:スタンド像自体に決まった姿形はなく、デッサン等に使われる等身大の木製人形をベースに発現する。
能力: 一体化した人形に触れた者をコピーし、その姿に変身する。
- 対象の姿、仕種はもちろん、声紋、指紋、性格、身体能力までコピーできる。(ただし、額にネジの頭がそのまま残っている点で見分けられる)
- コピーした対象と面と向かうと、鏡写しのように(左右逆に)相手の身体を操る事ができる。
- コピー後は意志を持ち、本体の命令には従うが、その性格や態度は対象そのままなので、必ずしも本体の希望通りにはならない。
- コピー後も、元となった人形の素材の性質(強度等)が多少は残る。
- コピー中はある程度の破損なら復元できる。ただし、完全に切断された部分は復元できずに元の人形に戻る。
- コピー後のパワーは対象と同程度だが、苦痛を感じない事や人形自体の強度によって、結果的に常人以上の破壊力を出せる場合がある。また、動作スピードは明らかに常人を上回る。
- コピー能力発動前は普通の人形のままで全く動けない。
- コピーは任意で解除可能で、解除後は元の人形に戻れるが、再びコピーするには改めて対象に触れられる必要がある。
ダメージ伝達:なし(スタンド自身も苦痛を感じない)
射程距離:数十m
能力射程:コピー対象が見える状況で数十m(相手の操作)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | C | B | A | C | E |
| JOJO A-GO!GO! | B | B | B | C | C |
謎・疑問点
- コピーせずに人形をそのまま動かす事はできるのか?
- 本体自身をコピーできるのか?
- 人間以外(動物やスタンド)もコピーできるのか?(その場合、人形は?)
- 人形の条件は何か?材質やサイズが違っても良いのか?
- ネジのない人形を使えば、対象の外見を100%コピーできるのか?
- 本体へのダメージ伝達は本当に全くないのか?(「スタンド自体がダメージを受ける」ような攻撃や、人形が丸ごと消し飛ぶような攻撃では?)
Last Update 2009/06/01
本体:氏名不詳(フランスのロレーヌ地方の山小屋の主人) → グッチョ
発現からの経緯:元の本体(山小屋の主人)の生まれ付き。その後、エンリコ・プッチが『ホワイトスネイク』の能力によって『DISC』化して元の本体から奪い、2012年の3月上旬に今の本体であるグッチョ(当時31歳)に与えた。そのためオリジナルとは能力内容が多少異なっている可能性もある。その当日または数日後、グッチョは死亡したが、このスタンドは再び『DISC』として抜き取られた。
タイプ:遠距離、非制御、群体、使い捨て、一体化、精神攻撃型
特徴:直径10cm程度の輪になった紐のようなものの中央に薄い顔がある。使い捨てで無数に発生する。電流の中に潜んでいる(一体化している?)。
能力:周囲の生物を無差別に怒らせ、凶暴かつ好戦的にする。
- 本体が怒る事で脳内に発生する0.07Vの電流(「インパルス」)中に出現し、本体の意志とは無関係に電流とともに周囲へ伝わっていく。(電気の性質上、ある程度環境に作用される)
- その後、周囲にいる者達の大脳辺縁系を刺激し、闘争本能を呼び覚ます。(程度は本人の心次第)
- この影響を受けた者達は怒りと闘争心をどんどん増幅され、周囲と乱闘を始める。(殺し合いに発展する事もある)
- 凶暴化した者達は自己の潜在能力を限界まで引き出され、超人的な戦闘力を持つ。また、苦痛に対して多少鈍感になる。
- 凶暴化した者同士には互いの肉体的長所(特に発達した筋肉等)が光輝いて見える。逆に、ダメージを受けた部分はドス黒く濁って見える。
- 本体自身には影響しないか、または制御可能。(本体は周囲の争いに巻き込まれないらしい)
補足:元の本体(山小屋の主人)は自分の能力を全く制御できず、認識すらしていなかったと思われるが、グッチョは少なくとも確実に認識していたため、ある程度の制御ができていた可能性がある。また、このデータは基本的にオリジナルについてのものである。
ダメージ伝達:なし(使い捨て?)
射程距離:半径10数m(電気の伝わりやすい環境では半径数百mまで延長)
能力射程:−
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 70巻 | E | E | C | E | E |
| SPWオリジナル | − | E(電気の伝導次第でA) | A | E | E |
謎・疑問点
- 懲罰房内において、囚人達の凶暴化の程度が大きく異なるのは何故か?(徐倫やケンゾー達に比べてウエストウッド看守や他の囚人達はかなり凶暴化が激しいようだが、やはり元々の性格か?)
- ウエストウッド看守やケンゾーの格闘能力はどこまでがこのスタンドによるものなのか?
- 肉体の「長所」が見えるのは「見る側」が『サバイバー』の影響下にある場合か?「見られる側」か?それとも両方でなければならないのか?
- この影響下にある場合、一般人でも相手のスタンドが見えるのか?(「長所」ではあるが……?)
- 本体には何の影響もないのか?
- グッチョはこの能力を制御できていたのか?
Last Update 2009/06/01
本体:アラビア・ファッツ
発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは1980年代後半。
タイプ:遠距離、環境変化、射撃型
特徴:太陽そのままのデザイン。直径100m以上。なお、名前の由来はタロットカードの19番目の大アルカナ『THE SUN(太陽)』である。
能力:周囲の空間を明るく照らし、その気温を上昇させる。
- 摂氏70℃以上まで気温を上げる事ができる。
- レーザー光線のようなエネルギー弾を発射して攻撃する。
- 能力を解除すると一瞬で元の明るさと気温に戻る。
- 熱は本体にも影響する(何らかの自衛手段がないと本体が暑さに耐えられない)。
補足:スタンド名はよく『ザ・サン』と呼ばれるが、厳密には間違いである。
ダメージ伝達:不明(あったとしてもその巨大さ故に微々たる程度であろう)
射程距離:ほぼ真上に限り100m以上
能力射程:周囲半径300m
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | A | E | A | E(光線の狙いA) | E |
| JOJO A-GO!GO! | B | E | A | E | E |
謎・疑問点
- 100m以上の射程がありながらこれ程のパワーを持つのは何故か?
→頭上だけなので射程距離の概念が異なる?それとも光線以外は自動操縦か?
- スタンド像を出現させた直後、本体はどうやって熱から身を守るのか?
→最初からある程度離れた位置に出現させられるのでは?
Last Update 2009/06/01
本体:アクセル・RO(ロー)
発現からの経緯:「新世界」の19世紀後半(1863年以降)、本体が『悪魔の手のひら』に立ち入った事で発現。本体が40代の時(1890年12月下旬)、ジョニィ・ジョースターに殺され、能力効果で「復活」した事でスタンドが「完成」(本体談)したが、直後に(完全に)死亡した事で消滅。
タイプ:中距離、自身変化、具現化攻撃型
特徴:人型。全長2m。頭部は円盤数枚が重なり合ったような状態(平面部分が側頭部に当たる)。腹部は脊柱が剥き出しになっている。視聴覚を持つ。
能力:標的が「過去に捨て去ったもの」を具現化する。
- 能力発動時に効果範囲を設定し、内部の全員を同時に標的にできる(無差別?)。その後、能力を解除するまで、本体やスタンドが移動しても効果範囲は変わらない。
- 生物、無生物、死人等、何でも具現化できる。また、それらは基本的に標的の何らかの「罪」やトラウマを伴うものである。
(例:捨てたゴミ、捨てたペット、関係を切り捨てた相手、見殺しにした者etc)
- 具現化されたものは本物同様の実体(または実体同然の幻覚)であるが、「本物」とは異なる、いわば「偽物」である。
- 複数のものを同時に具現化できる。ただし同じものを同時に複数体具現化させる事はできない。(同種類でも別個体なら可能)
- 具現化されたものが生物の場合、それは「本物」と同じ記憶と、標的しか知らない記憶までも持つ。(ただし必ず「標的の敵」)
- 具現化されたものは、通常の(スタンドによる)攻撃で倒す事ができる他、清潔な水をかけて「清める」事で消し去る事ができる。
- 具現化されたものに接近または接触すると、標的はそれに関する記憶を(それまで忘れていても)強制的に思い出させられる。
- 具現化されたものは、それが無生物であっても、標的(自分を捨てた者)に襲い掛かる。また、本体がある程度操作できる。
- 具現化されたものは標的に触れるとその部分に一体化し、そのまま薄布のような皮膜に変化して標的を包み、封印していく。
- 「封印」は時間経過と標的の精神力の減退とともに進行し、やがて標的は折りたたまれるように圧縮されていく。(最終結果不明)
- 「封印」は、(本体の死亡等による能力自体の解除か、)清潔な水をかけて「清める」事でのみ解除できる。
- スタンド像は任意で瞬時にパーツ単位に分離し、ある程度そのまま行動できる。これは本体には影響せず、任意で元に戻れる。
- スタンド像(の一部)は、具現化されたものに取り憑く事ができる。(あるいは擬態?)
- 効果範囲内で殺人が起きた場合、「殺した者」は「相手の命を切り捨てた」事になり、殺された者は新たな身体を得て復活する(死体は残ったまま、身に付けたものごと)。
- 「復活」の効果は能力が解除されても消えない。
- 「復活」した者が過去に捨て去ったもの(罪)は「清められ」、「殺した者」が全て背負い込む事になる。
- 「復活」した者は、「自分を殺した者」の「罪」に護られた存在となり、「自分を殺した者」が何をしても決して殺せなくなる。
- 一度「復活」した者が他者(「自分を殺した者」だけ?)を殺した場合、「殺されない存在」ではなくなる。
- 上記の「殺す」「復活」「罪を背負う」の関係は、効果範囲内で殺人が起きるたびに繰り返される。本体もその例外ではない。
- ルールに抵触しない手段(例:この能力の効果、効果範囲外からの攻撃、「罪」にならない正当防衛etc)での殺人では、「復活」その他は起きない。
本体「復活」後の能力
- 従来の能力に変化はなく、効果も維持される。
- 本体が過去に見殺しにした人々(補足参照)が「亡霊」として具現化され、「本体を殺した者」に襲い掛かる。
- 「亡霊」はいわゆる「ゾンビ」のような「死体そのまま」の姿で、「封印」ではなく物理的に攻撃する。また、スタンドに対して干渉できる。
- 「亡霊」は水で清められるかは不明だが、通常の(スタンドによる)攻撃で倒す事ができる。
- 他の「過去に捨て去ったもの(罪)」同様、自分が他者に殺される事で「亡霊」を相手に押し付ける事ができる。
- 「亡霊」はある程度本体の命令に従う。ただし本体自身が「亡霊」を背負い込んでいる場合、命令どころか自分が襲われる事になる。
- 「復活」できない理由で本体が死亡した場合、この能力は解除され、「亡霊」や具現化されたものは消滅し、「封印」も解除される。
補足:本体は青年期(1863年)、南北戦争でゲティスバーグの戦場に徴兵された。そこで自らの過失で敵軍の接近を許し、命を惜しんだためにそれを見逃し、結果的に現地の住人および自軍の兵隊が大虐殺される事になった。本体はそれを「自分が生き延びるために犠牲者達を切り捨てた罪」と認識しており、そういった経験がこのスタンド能力に影響しているものと推測している。そして、自らが殺され、全ての罪を相手に押し付けた事で、自らの罪が「清められた」と認識している。本体曰くそれこそがこのスタンドの「完成」である。
ダメージ伝達: 部位相応
射程距離:効果範囲内全体
能力射程:効果範囲は最大で半径15m程度で、「建物の敷地内」のように具体的な空間を設定する。本体がそこから出ても時間または距離がある程度離れるまで効果は持続する。
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | E | B | A | C | A |
謎・疑問点
- 効果範囲設定の条件と方法は?また、屋内だけか?屋外ではどうなる?
- 標的の選択は本体の任意か?範囲内無差別か?前者の場合、不意討ちには対応できないのか?
- 本体が標的の心を読んでいるわけではないようだが、具現化するものはどうやって決めているのか?
- 「罪」の有無は何を基準に決まるのか?標的自身の認識か?だとすれば「罪を罪と認識しない者」には能力が効かないのか?
- ジャイロやジョニィに対し、彼らが殺したスタンド使いや死刑囚を具現化する事はできたのか?
- 本体は「能力内容を教える事が強さとなる」等と言っていたが、どこまで事実か?この能力の発動条件なのか?
→肝心な部分は教えていなかったため、ハッタリや心理作戦の類では?
- 具現化されたものは標的本体だけでなくスタンド像とも一体化できるのか?
- スタンド像に鉄球が命中していたが、実体なのか?
→鉄球が触れた時点でスタンドが自分から分解していたので、実際にはまともに干渉されたわけではないのでは?
→むしろ「鉄球がスタンドに干渉できる」という事なのでは?
- 「封印」されたものはその後どうなるのか?
- 「復活」した者の死体は、能力が解除されても残るのか?だとすれば本体の死体は「2体」存在するのか?また、ジョニィは所持品が2倍になったのか?
→能力が解除された時点で死体(複数回「復活」した場合は最後のもの以外)が消えるのでは?
- 「復活」した者は本当に「本人」か?単に本人のコピーではないのか?
- 例えばAがBを殺し、復活したBがCを殺し、復活したCがAを殺し、Aが復活した場合、誰が誰を「殺せる」状態になるのか?
- 正当防衛での殺人は本当に「罪」でないのか?ならジョニィが本体を殺したのは正当防衛と認められないのか?
- 相手に致命傷を与えた後、死亡するまでに効果範囲から出た場合、「復活」その他は起きるのか?
- この能力は本体の任意で解除できないのか?本体は自分の背負った「亡霊」を消したり、ジョニィを「殺せない」状態を解除したりできなかったのか?
- ヴァレンタイン大統領が本体を射殺できたのは何故か?(射撃時点で効果範囲外にいた?正当防衛だから?本人が罪と認識していないから?本体が標的と認識していなかったから?効果範囲内にいた時点で本体がまだ生きていたから?)
Last Update 2009/06/07
| シルバー・チャリオッツ |
| SILVER CHARIOT |
| (銀の戦車) |
本体:ジャン・ピエール・ポルナレフ
発現からの経緯:本体の生まれ付き。本体の少年時代はスタンド像のデザインも少年サイズだった。本体が30歳前後の時(1990年代)に半身を失う重傷を負ったため、スタンド像も多少デザインが変わった(能力には大きな変化はなし)。本体が34歳前後の時(1999年)、『矢』によって『チャリオッツ・レクイエム』に進化(暴走?)したが、その際はすぐに元に戻った。本体が36歳の時(2001年春)、再び『チャリオッツ・レクイエム』が発現したが、その直後に倒された。その数時間後、本体は死亡して幽霊となったが、このスタンドがどうなったのかは不明。
タイプ:近距離、直接攻撃型
特徴:人型。全長2m。細身の剣を持ち、(通常時は)全身に中世の騎士のような甲冑を纏っている。なお、名前の由来はタロットカードの7番目の大アルカナ『THE CHARIOT(戦車)』である。
能力:超一流の剣さばきで闘う。
- 剣の技術とスピードは凄まじく、切れ味も鋭いが、純粋なパワーは弱い。また、視聴覚を持たない事が弱点。
- 剣針(刀身部分)を発射して攻撃できる。ただし1発(1本)だけ。
- 防御甲冑を脱ぎ捨てると飛躍的にスピードアップし、数体の残像が見える程の動きが可能となる。
補足:このスタンドの剣技は本体が長年の修行によって鍛え上げたものである。
補足2:本体が20代前半の時(1980年代後半)のヴァニラ・アイス戦において、本体の怒りによってスタンドのスピードと射程距離がアップした事があるが、それが永続したかは不明。
ダメージ伝達:部位相応(剣へのダメージは影響なし)
射程距離:2m(→10数mまで延長?)
能力射程:10数m(剣針)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | B(パワーC) | B(甲冑を脱げばA) | B | A | C |
| JOJO A-GO!GO! | C | A | B | B | C |
謎・疑問点
- ヴァニラ・アイス戦でのパワーアップは一時的なものだったのか?
- 本体が幽霊になった後はどうなったのか?もしまだ使えるなら射程範囲は亀(ココ・ジャンボ)の中だけか?
| チャリオッツ・レクイエム |
| CHARIOT REQUIEM |
タイプ:一人歩き、特殊実体化、精神攻撃型
特徴:人型。全長2m。『シルバー・チャリオッツ』が『矢』で刺さされた事で進化したもの( 『レクイエム』)だが、その面影は全くない。全身黒一色で、生物ともプラスチックともつかない質感。つばの折れ曲がった帽子を被っている。首筋に矢尻型の痣がある。スタンド使い以外にも見える。本体から完全に独立した意志を持つが、複雑な思考能力はない。
能力:本体を含めた全ての者の精神(魂)を制御、操作して『矢』を守る。
- 発現とともに射程内の全ての生物を眠らせ、付近の者同士の魂をランダムで入れ替える。
- 更に暫らくの後に、身も心も全く別の生命体へと変化させる(中間報告より。最終結果不明)。
- 魂が入れ替わっている間、スタンド使いは基本性能が向上した状態でスタンドを使える。
- スタンド使いが『矢』に接触しようとすると、そのスタンドを操って本体を攻撃させる。また、間接的接触にも同様に対処する。
- スタンド使い以外の者が『矢』に接触しようしても何もしないが、一度『矢』に接触した者には『矢』を手放した後も攻撃を続ける。この時のみ、凄まじいパワーとスピードを発揮する。
- これらは本体の「『矢』を護る」という意志を反映したものであり、それ以外には感情も目的もなく、たださまよい続ける。
- 上記の事項は本体にも適用される。(ただし、眠る事はない)
補足:正体は周囲の者(観測者?)の操られた精神から出る「心の影」であり、操った者の「精神の背後」(ビジュアル的にはスタンドの頭の後ろ)に浮かぶ小さな球体から出る「心の光」で映し出されている。そのため、このスタンドの影は常に観測者の反対側(つまり、人によって違う方向)に伸びている。
補足2:このスタンドが一人歩き型となった背景には、本体が戦闘者として再起不能であったため、制御できずに暴走状態に陥ったという事実がある。よって、仮に本体が五体満足のままで、『矢』を支配できていたら、能力が変化していた可能性はある。
ダメージ伝達:本体には影響なし。「心の光」の光源の球体への攻撃でのみダメージを受ける。通常の攻撃でも傷つける事は可能だが、すぐに復元する。また、他者が『矢』を「支配」すれば消滅する。
射程距離:∞(既に本体とは完全に絶縁)
能力射程:最低でも都市1つ程度
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 62巻 | E | E | A | E | A |
| SPWオリジナル | E(『矢』を守る時B) | E(『矢』を守る時B) | A | E | A |
謎・疑問点
- 能力射程はどの程度か?
- このスタンドは本当に実体だったのか?それとも「心の光」による錯覚か?
- 能力効果は最終的にはどうなるのか?「別の生命体」とは如何なる存在なのか?
Last Update 2009/06/01
本体:辻 彩(つじ・あや)
発現からの経緯:発現理由は不明。本体が20代後半の時(1999年6月)、死亡した事で消滅。
タイプ:近距離、運命操作、特殊攻撃型
特徴:女人型。全長1.5m。各部がフレーム状で全体がアンドロイド風。下半身の詳しいデザインは不明。
能力:生物(人間だけ?)の肉体の一部とそのイメージを「変換」し、運勢をも変化させる。
- 手相や人相等の「パーツ」を掌から生み出し、本物と変換する事で運勢を変える。(30分で自動解除)
- 効果永続式の「変換」も可能だが、その効果を持続させるためには、能力を込めた特製の口紅を30分ごと(寝る時以外)に対象の唇に塗らなければならない。(誰が塗っても問題なし)
- 2で口紅を怠ると、運勢を固定していたエネルギーが消え、変換した体のパーツが崩れ、消滅する。
- 変換前の肉体は全て記憶しており、パーツが消えても任意で元に戻せる。
- 他者間で肉体のパーツ(顔、髪、指紋etc)を変換し、外見上「別人」に整形する。この場合、運勢は変化せず、口紅がなくても持続時間は無制限。
- 本体の運勢を変える事はできない。
補足:本体は一流のエステティシャンであり、それを職業として選んだのは、童話『シンデレラ』に登場する「夢を叶える魔法使い」に幼い頃から憧れていたからである。それらがこの能力に反映されている可能性が高い。(ただし、能力が後天性である確証はない)
補足2:時間制限や口紅に関しては本体の性格上、および商売上の嘘という可能性もある。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m
能力射程:∞(別人への整形は本体が死んでも持続し、おそらく永続)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | C | B | C | A | C |
| JOJO A-GO!GO! | D | C | C | A | C |
謎・疑問点
- 本当に時間制限はあるのか?
→整形は永続で、運勢の固定だけが制限付きでは?
- 運命はどの程度まで変わるのか?例えば敵を不運にするような「呪縛」的な攻撃は可能か?
- 人間以外にも能力行使可能か?
- 本体の顔を変える事はできるか?
- やはり自分の運勢は変えられないのか?
→もし可能ならあんな不幸な最期を迎える事はなかったであろう。
Last Update 2010/05/23
本体:鋼田一 豊大(かねだいち・とよひろ)
※偽名らしい
発現からの経緯:1996〜1999年の間に『矢』によって発現。
タイプ:一人歩き、一体化、隔離型
特徴:廃棄された送電鉄塔と常に一体化している(外見は鉄塔そのまま)。全高約38m。頂上部付近にワイヤーが1本繋いである(電気は通っていない)。所在地は日本のM県杜王町で、移動はしない。
能力:鉄塔内に1人の人間を閉じ込め、そのエネルギーによって「生き続ける」。
- 物理的には出入り自由だが、鉄塔内に残った「最後の1人」は外に出ようとすると全身が金属化し、「鉄塔の一部」になってしまう。
- 鉄塔(ワイヤー含む)を攻撃すると(傷自体は付くが)そのまま『反撃エネルギー』として反射される。
(例:殴ると加害者型のエネルギーが飛び出してパンチを放ち、切りつければ切断性エネルギーが飛ぶ)
- 『反撃エネルギー』は鉄塔外に飛び出すか「鉄塔以外」に命中するまで、ビリヤードのように反射し続ける。
- 本体には全く制御できず、鉄塔内に誰か1人がいれば、本体が離れても死んでも影響なく存在する。
補足:本体は発見される3年前(1996年頃)に廃棄済みの鉄塔を買い取り、設備を整えて居住用に改造し、ずっと鉄塔内で暮らしていたらしい。その後、何故かスタンド能力が発現し、鉄塔から出られなくなっていた。本体の偽証という可能性もあるが、本体の全身には『反撃エネルギー』によるものと思われる無数の傷痕が付いていたため、少なくともかなりの長期間閉じ込められていた事は確実と思われる。
ダメージ伝達:なし
射程距離:なし、または∞(移動はしないが本体とは無関係なので解釈次第)
能力射程:鉄塔内(『反撃エネルギー』はその強さと反射軌道次第で延長)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | 反射 | − | ∞ | 反射 | E |
| JOJO A-GO!GO! | E | E | A | E | E |
謎・疑問点
- 中に閉じ込められた者が「新しい本体」となるのか?
- 閉じ込めるのは人間だけか?他の動物ではいけないのか?(「合計エネルギーが人間1人分」になるように複数集めれば?スタンド使いの場合は?)
- 鉄塔は一体化なのか?それとも完全に実体化したスタンドなのか?
→鉄塔がある日突然出現したら大騒ぎになるはずなので、前者では?
- 中に閉じ込めた者が病気や老衰で死んだ場合はどうなるのか?
→このスタンドも「死ぬ」か、次の「本体」が入ってくるまで「仮死状態」になるのでは?
- 鉄塔を傷付ける事自体は可能なのだから、破壊する事もできるのではないか?(自動修復か?)
- 鉄塔のボルト等を外し、破壊する事なく緻密に分解すればどうなるのか?
- 東方仗助に発見された直後、本体がボルトに乗って飛んでいたのはどういう原理か?
→本体が足元にショックを与え、『反撃エネルギー』の応用でボルトを飛ばしたのでは?
- 本体にスタンドが発現した理由は何か?
→生まれ付きのスタンド能力が鉄塔生活中に覚醒したか、虹村形兆の『矢』で引き出されたのでは?
(全身の傷痕が『反撃エネルギー』によるものだとすると、吉良吉廣の『矢』では時期的に合わない)
Last Update 2009/06/01
本体:リキエル
発現からの経緯:本体の生まれ付き。または本体の幼児期(1980年代後半)、父親(DIO)がスタンド使いになった事による影響で発現。本体が23〜24歳の時(2012年3月18日)、父親(DIO)の遺骨から生まれた謎の生命体『緑色の赤ん坊』と融合したエンリコ・プッチとの出会いによって覚醒。
タイプ:近距離、使役攻撃型
特徴:虫(?)型。全長は手足を入れれば30cm。大きな胴体に、3本指の細長い手足(前足と後ろ足?)と、小さな頭部を持つ。手(前足?)の付け根の近く(肩?)に目のようなものがある。常に本体の(右)手首にしがみ付いている。
能力:未確認生命体「ロッズ」を操る。
- 自分や本体自身は動かず、ラジコンのようにロッズだけを操る。
- 本体が肉眼で狙いを定め、ロッズに標的を襲撃させる。
- ロッズを操る能力の射程距離は長いが、距離が離れると精度が著しく下がる。
- 逆に、本体から数m以内の範囲であれば、極めて精密な攻撃が可能。
(例:ロッズに体温を奪わせる事で標的の筋肉を操り、無理矢理動かす)
- ロッズを呼び寄せるだけなら、本体の視界に関係なく、かなりの広範囲まで効果を及ぼす。
- 本体がダメージ等で能力を制御できなくなると、ロッズはその場(空中)で静止したり、飛び去ったりする。
- 独立した生物であるロッズを自由に操る事ができる原理は不明だが、互いに心を通じ合わせる事ができるからだという説がある。
補足:「ロッズ(THE RODS/竿)」とは?
- いわゆるUMA(未確認生命体)の一種で、別名「スカイフィッシュ」とも呼ばれる。
- 1990年代からアメリカやメキシコで、偶然ビデオに(不鮮明な画像ながら)撮影された事で存在が判明した(現地では昔から噂があったらしい)。その後、様々な団体や個人が捕獲を試みたが失敗し、2012年3月までその生態や死体の残骸等は全て公的には未確認だった。
- 身体は両端の丸まったような円柱のような形で、全長20cm、直径2cm程度。側面には小さな4対の羽(合計8枚)、中心付近には小さな口腔、両端には熱探知器官と敏感な鼻、全身の体表には無数の小さな熱吸収細胞がある。なお、体の「前後」の概念はない。
- 羽をプロペラのように回転させ、平均時速200km以上で飛行する。(通常、肉眼では観測不能)
- 飛行中は超高速ながらも小回りが利き、決して障害物や他の生物に接触する事はない。
- 羽の回転角度は455°あまりで、回転させては羽をたたんで元に戻し、再び回転させる。また、羽の回転方向で進行方向を決定する。
- 体表の熱吸収細胞から温血動物の「体温」を摂取し、自らの生体エネルギーとして取り込んで活動する。(サボテンが空気中の水分を吸収するのに似た原理)
- 「体温」を奪われた者には基本的に自覚症状はないが、特定の部位から集中して体温を奪われると、その部位に様々な失調が起こる。
(例:瞼→勝手に閉じる、腎臓→血尿が出る、上顎(視床下部)→飛蚊症、各部の筋肉→意に反して動いたり腐食したりするetc)
- 「体温」以外にも、口腔からわずかな栄養分や水等を摂取する。また、老廃物の排出も口腔で行う。
- 腸と腎臓の機能を併せ持つ内臓があり、一旦血液血管から出た水分から老廃物だけを取り除いて再吸収する。また、これには耐暑生理機能としての利点もある。
- 上記のように再吸収された水分は高い保温性を持つドロドロの体液となる。また、その成分はNASA開発の保温性粘土に近い。
- 死亡すると、間もなく死骸が溶解する。そのため、死骸や化石等はずっと未発見だった。
- 雌雄の区別はあるが、外見的にはほとんど判別不能。(ヒヨコの性判別並みの難易度)
- 交尾は空中で行う。その際、雄が雌に触手のような器官を伸ばす。(カタツムリに近い方法)
- 雌は卵を体内で孵化させ、空中で産み落とす。
- その祖先はパラノグロスス属(今から3〜4億年前に存在した、脊椎動物と無脊椎動物の中間種)と思われ、ジュラ紀〜白亜紀に、恐竜の体温を狙って海から空中に生息域を広げたと推測される。
- 現在の予測棲息地域は世界中に広がるが、主に北緯15〜45度、南緯15〜30度の範囲である。
- 以上のデータはエンポリオ・アルニーニョらの証言や推論を基に編集したものであり、まだ不明点や疑問点が多い事を付け加えておく。
ダメージ伝達:ほぼ部位相応
射程距離:ほぼ0m(基本的に本体の手首から離れない)
能力射程:基本的には本体の可視範囲(限界は数百m以上だが、正確に攻撃できるのは数m程度まで)、また、呼び寄せるだけなら周囲数km以上
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 76巻 | − | − | C | − | − |
謎・疑問点
- ロッズを操る正確な原理は?ロッズの精神をも支配しているのか?
- エルメェスが投げつけた石はどうやって逸らしたのか?
→ロッズが体で軌道を逸らしたのでは?(衝突死しそうだが)
- スタンド像の射程距離はどの程度か?本体の手首から離れる事はできるのか?また、「右手首」でなければいけないのか?
- ロッズが棲息していない地域ではこの能力は無効なのか?
- 飛行中のロッズが見えないのは本当にスピードだけが原因か?それなら、弾丸を見切って叩き落せる『ストーン・フリー』が太刀打ちできなかったのは何故か?
- 本体には飛行中のロッズが見えているのか?それとも感知しているのか?
- ロッズが摂取できるのは「体温」だけか?単なる「熱」ではいけないのか?
- ロッズの死骸が溶解するのは何故か?
Last Update 2009/12/30
| スケアリーモンスターズ |
| SCARY MONSTERS |
本体:フェルディナンド → ディエゴ・ブランドー
発現からの経緯:「新世界」の1888年頃、フェルディナンドが『悪魔の手のひら』に立ち入った事で発現。1890年10月19日、フェルディナンドが死亡した事で一旦消滅。ただし、その直後、ディエゴ・ブランドーがこのスタンドによる「恐竜化」を自らの能力として取り込んだ。
スケアリーモンスターズ(フェルディナンド版)
本体:フェルディナンド
※職業から「フェルディナンド博士」と呼ばれる事が多い
発現からの経緯:「新世界」の1888年頃、本体が『悪魔の手のひら』に立ち入った事で発現。1890年10月19日、本体が死亡した事で消滅。
タイプ:遠距離、使役攻撃型
特徴:スタンドの像はない。
能力:他の生物を「恐竜」に変えて操る。
- 具体的手段は不明だが、人間を含めた動物(少なくとも哺乳類全般)を「恐竜化」できる。(「恐竜化」の実例:人間、熊、鼠、クーガー)
- 元の生物の種族によって「恐竜化」のパターンは異なる。また、「恐竜」だけでなく「翼竜」も生み出せる。
(本物の恐竜と翼竜は厳密には別の種族だが、ここではまとめて「恐竜」として扱う)
- 元が哺乳類の場合、この能力で生まれる「恐竜」は、本物の恐竜の分類上「竜盤目・獣脚亜目」(ティラノサウルスetc)に近い。
- 「恐竜化」により、体のサイズは元の1.5〜2倍程度になり、身体能力も相応に向上する。また、ある程度着衣もろとも変化する。
- 「恐竜」は凄まじい動体視力と、それに対応できる反射神経を持つ。ただし、(自分の視点から相対的に)静止しているものを見る事はできない。
- 「恐竜化」により、知能や精神も本物の恐竜と同様になる。
- 「恐竜化」による心身の変化(特に知能面)には、元となった生物によって多少の個体差が出る。
- 「恐竜」の足によって傷付けられた生物もまた「恐竜化」する。(「恐竜化」の「感染」)
- 「恐竜」に殺された生物は、「恐竜化」して蘇生する。
- 本体が直接「恐竜化」した生物は、「感染」による「恐竜」達の「リーダー」となる。(本体には服従)
- 「恐竜」は全て、多少の自立性はあるが、本体や「リーダー恐竜」の命じるままに行動する。(同時に何匹でも)
- 本体や「リーダー恐竜」は、支配下にある「恐竜」にテレパシーで命令できる。
- 「恐竜化」した生物は、死亡するか、能力が解除されると、元に戻る。(元々死んでいた場合は死体に戻る)
- 「恐竜化」が完成するまでの時間は「感染」で数分、「リーダー恐竜」で数時間(調節可能?)であり、徐々に心身が変化していく。ただし、解除すれば一瞬で元に戻る。
- 本体は「恐竜」の体内に全身丸ごと入り込む事ができる。(単なる丸呑みか?)
- 本体自身が「恐竜化」する事はできない。
補足:「感染」ではなく、本体が直接他の生物を「恐竜化」する手段は不明である。ただ、実例として、ディエゴ・ブランドーは「恐竜化」開始の直前、頭部を負傷していた。また、そこは道端に埋もれていた本物の恐竜の化石の上であった。これらの一方または両方が「恐竜化」の原因と何らかの形で関係しているのかは不明。
ダメージ伝達:「恐竜化」している生物に直接ダメージ(本体には影響なし)
射程距離:−
能力射程:数km以上
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | − | − | B | − | E |
謎・疑問点
- 「感染」以外の「恐竜化」の手段は?恐竜の化石と関係あるのか?
→化石とは関係なく、単に本体が直接攻撃する等の手段では?
- 「感染」は「恐竜」の「足」による負傷でしか起きないのか?
- 「感染」は「リーダー」以外の「恐竜」からも起きるのか?
→おそらく起きるのでは?実例を見る限り、ディエゴ1人が短時間で村人ほぼ全員を「感染」させたとは考えにくい。
- 哺乳類以外も「恐竜化」可能か?可能であれば、やはり別種の恐竜になるのか?(例:元が鳥であれば翼竜に)
→この能力を取り込んだ後のディエゴには可能である事からして、可能なのでは?
スケアリーモンスターズ(ディエゴ版)
本体:ディエゴ・ブランドー
※通称「Dio(ディオ)」
発現からの経緯:本体が20歳の時(「新世界」の1890年10月19日)、フェルディナンドの『スケアリーモンスターズ』によって「恐竜化」され、一旦元に戻った後、その左目に『聖人の遺体』の左眼球が取り憑いた事で発現。同年12月28日、『聖人の遺体』を失ったが、前後で能力に変化はない。
タイプ:遠距離、本体変化、使役、特殊攻撃型
特徴:スタンドの像はない(または本体と一体化している?)。
能力:本体または他者を「恐竜」に変化させる。
- 本体の場合、任意で「恐竜化」とその解除ができる。また、変身の所要時間はそれぞれ一瞬。
- 本体の手の指(爪?)で触れる事によって、他の動物(人間を含む)を「恐竜化」できる。また、解除も自在。(「恐竜化」の実例:蚤、馬)
- 元の生物の種族によって「恐竜化」のパターンは異なる。また、「恐竜」だけでなく「翼竜」も生み出せる。
(本物の恐竜と翼竜は厳密には別の種族だが、ここではまとめて「恐竜」として扱う)
- 元が哺乳類(本体を含む)の場合、この能力で生まれる「恐竜」は、本物の恐竜の分類上「竜盤目・獣脚亜目」(ティラノサウルスetc)に近い。
- 「恐竜化」により、体のサイズは元の1.5〜2倍程度になる事もあり、身体能力も相応に向上する。また、ある程度着衣もろとも変化する。
- 「恐竜」は凄まじい動体視力と、それに対応できる反射神経を持つ。ただし、(自分の視点から相対的に)静止しているものを見る事はできない。
- 本体の場合、「恐竜化」前後で知能や精神に大きな変化はない。(やや凶暴化している?)
- 本体以外の場合、「恐竜化」により、知能や精神も本物の恐竜と同様になる。
- 「恐竜化」による心身の変化(特に知能面)には、元となった生物によって多少の個体差が出る。
- 本体以外が変化した「恐竜」は全て、多少の自立性はあるが、本体の命じるままに行動する。(同時に何匹でも)
- 本体は、支配下にある「恐竜」にテレパシーで命令できる。また、「恐竜」の位置や状態をある程度感知できる。
- 本体の人間状態での身体能力も変化する。(例:知覚の鋭敏化、飲み込んでおいた小石を自在に吐き出せるようになるetc)
- 本体は「恐竜化」の程度を調節し、人間と「恐竜」の中間形態(仮称「半恐竜人」型)になる事もできる。(逆に完全な「恐竜化」の実例なし)
- 「半恐竜人」の場合も、身体能力は肉体相応に変化する。
- 他生物を変化させた「恐竜」の尾の先と本体の指先を紐状のもので繋いだ状態にできる。(詳細不明)
- 他生物の場合、「恐竜」をベースとした置物のようなものに変化させる事もできる。また、対象が死体でも可能。
補足:『聖人の遺体』の両眼球に宿っているスタンド像について。人型。全長2m。左右側頭部に顔面ほどの大きさの円盤状のパーツがある。顔の中央には丸い目(?)が2つ縦に並んでいる。意思を持つ。これはあくまで『聖人の遺体』のもので、このスタンドの像ではない。また、この像が出現しなくても能力は使用可能。なお、これは『聖人の遺体』の「両眼球」に宿っているため、左眼球をディエゴ・ブランドーが奪った際、このスタンド像の左腕、左側頭部の円盤状パーツ、上側の目(?)等は分離してディエゴに取り憑き、残りはジャイロ・ツェペリに取り憑いた。
ダメージ伝達:「恐竜化」している生物に直接ダメージ
射程距離:−
能力射程:数km以上
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | B | B | B | D | A |
謎・疑問点
- 「恐竜化」の「感染」は可能か?(蚤恐竜に襲われたジャイロ・ツェペリの馬は「恐竜化」しなかったが……?)
- 他生物の「恐竜化」の条件は?どんな生物でも「恐竜化」できるのか?可能であれば、例えば、ジャイロ達を洗脳する事は可能か?
- 例えば、ディエゴが自分の愛馬を「恐竜化」してパワーアップさせればレースで有利になるのではないか?
→騎手としてのこだわりによるものでは?
- 最初に「恐竜化」するのと、一旦「恐竜化」してから解除しておいたものを再び「恐竜化」するのとでは所要時間は変わるか?
- ヴァレンタイン大統領に放った恐竜と本体の手の指を繋いでいた紐状のものは何か?実体か?それとも感覚的な繋がりを本体の視覚的イメージ化したものか?
- 独立宣言庁舎の警備兵をランプのようなものに変化させたのはどういう原理か?
→あくまで「変わった恐竜」に変えただけでは?
Last Update 2009/06/01
| スタープラチナ |
| STAR PLATINUM |
| (星の白金) |
本体:空条 承太郎(くうじょう・じょうたろう)
発現からの経緯:本体が高校3年生の時(1980年代後半)、DIOがスタンド使いになった事による影響で発現。発現直後の数日間は本体が制御しきれていなかった。発現から約2ヶ月後、DIO(『ザ・ワールド』)との闘いの中で成長し、時を止める能力(1999年に『スタープラチナ・ザ・ワールド』と命名)を身に付けた。時間停止の制限時間は約5秒(時間停止初発動の直後)→約2秒(1999年)→約2秒(2011年11月)→約5秒(2012年3月21日)と移り変わった。本体が約40歳の時(2012年3月22日)、死亡した事で消滅。
タイプ:近距離、時空間干渉、直接攻撃型
特徴:人型。全長2m。筋骨隆々の体型でローマ拳闘士を思わせる風貌。頭髪がある等、かなり人間に近い外見。視聴覚を持つ。人呼んで「無敵のスタンド」。なお、名前の由来はタロットカードの17番目の大アルカナ『THE STAR(星)』であり、名付け親はモハメド・アヴドゥルである。
能力:時を止める(『スタープラチナ・ザ・ワールド』)。
- 止まった時間の中では、このスタンドと本体だけがほぼ自由に行動できる。
- 時間停止には「制限時間」(最長記録約5秒)があり、それが経過すると自動的に解除される。
- 時間停止の制限時間は本体の心身状態や慣れ、訓練等によって変化する。
- 一旦発動させた時間停止が解除されると、再発動できるようになるまで時間(2秒程度?)が必要。
- 他者が時間を止めた場合でも、本体共々ほぼ自由に行動できる。(ただし行動可能時間は短い)
- 上記の時間停止能力は『ザ・ワールド』とほぼ同様の能力であるが、性能(制限時間等)の面には差異がある。
- 『流星指刺(スターフィンガー)』:手の人差し指と中指を高速で数十cm程度伸ばし、対象を突き刺す。(左右どちらでも可)
- 射程距離以外の基本能力(パワー、スピード、精密動作性etc)の全てが極めて高く、凄まじい格闘能力を持つ。また、主に拳による攻撃を得意とする。
- 視力および動体視力も極めて優れており、顕微鏡や機械以上の映像認識力を持つ。
補足:時間停止中、本体に対して物理法則がどう作用しているのかについては非常に疑問が多いが、およそ常人には実感も計算もできないと思われるため、ここでは研究対象外とする。また、最新の説では「成長したスピードが光速を超えた事から身に付いた」というものがある。
補足2:まだ本体がこのスタンドを制御できていなかった発現当初は、現在とは異なる能力(遠隔操作etc)を持っていたと状況的に判断せざるを得ないが、これはスタンドが半ば暴走していた事が原因と思われる。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m
能力射程:時を共有する空間(銀河系?)全て、または本体自身(解釈次第)
| | 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| スタープラチナ | SPWオリジナル | A | A | A(時間停止E) | A | A |
| JOJO A-GO!GO! | A | A | A | A | A |
| JC 66巻 | A | A | A | A | 完成 |
スタープラチナ ザ・ワールド | JC 80巻 | A | A | E | A | C |
謎・疑問点
- 時間停止能力は『ザ・ワールド』と同様だが、原理まで同じなのか?それとも時が止まるという結果だけが同じなのか?
- 時間停止能力は「成長によって身に付けた」のか?「DIOの影響」か?「覚醒した」のか?あるいは「発見した」のか?
- DIOの止めた時間の中で一瞬程度しか動けなかったのは、「他人が止めた時間」だからか?それとも能力が不完全だったからか?
- 『流星指刺(スターフィンガー)』は他の指でも可能か?また、両手同時でも可能か?
→パワーの集中が必要らしいので、不可能では?
- ダービー(兄)とのポーカーの前、カードの順番を全て記憶したのは本体か?それともこのスタンドか?
- スピードと動体視力はどの程度なのか?常人の30倍程度のスピードで行動するプッチ神父の攻撃に対応しきれなかったのは何故か?
- 2011年11月に2秒程度だった時間停止の制限時間が2012年3月21日には5秒まで延長されたのは何故か?
Last Update 2009/06/01
| スティッキィ・フィンガーズ |
| STICKY FINGERS |
本体:ブローノ・ブチャラティ
発現からの経緯:本体が10代の時(1990年代)に『矢』によって発現。本体が20歳の時(2001年春)、(完全に)死亡した事で消滅。
タイプ:近距離、特殊攻撃型
特徴:人型。全長2m。頭部には兜を目深に被っており、少なくとも外見上は目の存在は確認できない。全身各部にジッパーがある。
能力:殴った(触れた)部分に『ジッパー』を付ける。
- 『ジッパー』はあらゆる物質(固体)、生物、スタンド、自分自身や本体にいくつでも付ける事ができ、『ジッパー』を開く時、その周囲は元の硬度に関係なく布のように柔らかくなる。(つまり、何でも切開、切断できる)
- 『ジッパー』を開く時、対象内に「空間」を創る事ができる。(中に元々あった物は外に出る事がない)
- 2の場合は切り離した部分同士が暫くそのままの状態に保たれ、閉じれば元通りになる。
(例:生かしたまま生物の首を一時的に取り外す、顔を真っ二つにして攻撃を避けるetc)
- 『ジッパー』の内部空間のスペースはある程度対象のサイズに比例するが、実際の対象内部より広く、後で閉じれば『ジッパー』は消えて、内部空間に入れた物はそのままにしておける。
- 内部空間を創らずに、『ジッパー』で対象を物理的に切開、切断する事もできる。この場合、完全に切断してしまうと元には戻らない。また、半開きの場合も穴から中身が出てしまう。
- 『ジッパー』を使って違う物体同士を接合する事ができる(生物の外傷への応急処置にもなる)。
- 『ジッパー』の開閉それぞれのパワーはかなり強い。
(応用例:壁につけた『ジッパー』の取っ手を掴み、閉じる力で壁を登るetc)
- 対象の範囲は細かく設定でき、様々な応用が可能。
(例:人の頬に『ジッパー』を付ける場合、口内に繋げる事も内部空間を創る事もできる)
- 自分の腕を『ジッパー』で取り外し、紐状の『ジッパー』で繋いでマジックハンドのように使う事ができる。ただし、本体の腕も同じ状態になる。
補足:2001年春、本体が 『ゴールド・エクスペリエンス』の能力で治療された際、傷自体は治ったが、生命活動の停止した「死体」のまま活動し続ける、いわゆる「ゾンビ」(≠屍生人)状態になった事がある。本体はそのまま活動を続け、数日後に完全に死亡(魂が昇天)したが、スタンドには最後まで特に変化はなかった。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m
能力射程:内部空間の半開き状態を維持できるのは数m(離れると閉じる)、能力4と6はほぼ∞
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 48巻 | A | A | D | C | D |
謎・疑問点
- 『ジッパー』の性能や応用力に関しては様々な謎がある。
- アバッキオやトリッシュの手首を接合した時は後でジョルノが治したのか?
- 『ジッパー』の内部空間の広さはどの程度か?それによっては亀(ココ・ジャンボ)の代用ができたのでは?
- 一度に取り付けられる『ジッパー』の長さは何で決まるのか?
- 『ジッパー』はスタンドか?それとも対象が変化したものか?あるいは両者が一体化しているのか?
- 本体はジョルノとの初対面時に「(一般人には)自分が何をやっているかわからないはず」「自分の能力が見えないはず」というような発言をしているが、『ジッパー』やその効果はスタンド使い以外には見えないのか?
→対象への影響が大きい時でも全く見えないとは考えにくいのでは?(上記台詞については、そもそも一般人であれば見えたとしても状況が理解できないであろうし、「能力」という言葉がスタンド像を指す可能性もある)
Last Update 2009/06/01
本体:空条 徐倫(くうじょう・ジョリーン)
発現からの経緯:本体が19歳の時(2011年11月6日)に『矢』の欠片によって発現。当初は本体の右手人差し指から『糸』が1本出るだけだったが、その数日後に人型のスタンド像を出せるように成長(覚醒?)し、更に成長を続けた。2012年3月22日、本体が死亡した事で消滅。
タイプ:遠近両用、一体化、自身及び本体変化、回復、直接攻撃型
特徴:全長2m。人型。サングラスをかけている。元は糸状で、寄り集まって人型を形成している。『糸』は絹のような手触りと石鹸のような香りがするらしい。
能力:糸状形態と人型形態の2種類を場合に応じて活用できる。
- 体をほつれさせて無数の『糸』にし、自在に動かす事ができる。この場合、パワーや強度は人型時と較べて著しく低下する。(部分的になら人型ともある程度併用可能)
- 『糸』を束ねたり編み上げたりする事で、網や縄等はもちろん、一見して『糸』とわからない物(例:手錠etc)をも作り上げ、活用できる。
- 一部または全身を本体と一体化させる事で本体の体を着衣ごと無数の『糸』状にほどいて伸ばし、自在に操作できる。(『糸』を遠距離まで伸ばす場合は必須)
- 本体から『糸』を出せば出すほど、本体の体は隙間ができたり崩れたりする。それを利用して本体自身を変形させる事もできる。
- 本体から『糸』を出し過ぎると、本体の外傷が開いて悪化したりする場合がある。また、体の約7割以上を『糸』にしたり、心臓等がほどけたりすると死の危険がある。
- 本体が変化した『糸』や、それによる体の隙間等は(多少までなら)スタンド使い以外には見えない。
- 『糸』を介する事でその周囲の音を聞く事ができる。相手がスタンド使いなら糸電話のように会話も可能。
- 『糸』は切断されてもある程度の遠隔操作ができる。(ダメージはある)
- 『糸』で生物の傷口を縫合しての治療ができる。(粗く見える縫合でも指の切断程度なら結合と機能回復ができる)
ダメージ伝達:部位相応(『糸』へのダメージもほぼ同様)
射程距離:2m(人型を維持した状態で)
能力射程:『糸』を伸ばせる長さは200〜300m(『糸』が本体の体重約54kgを支えられる太さで24m)、他者の傷を縫合した『糸』が存在を保つ範囲は無限
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 65巻 | A | B | A | C | A |
謎・疑問点
- 本当に一体化なのか?なら何故スタンド使い以外には見えないのか?
- 『糸』を伸ばす事で本体の肉体が半分以上ほどけた時でも、スタンド使い以外の目には変化がわからないのか?それとも、スタンド使い以外に見えないのは手だけがほどけた時に限るのか?
- 身体がほどけたり傷口が開いたりするリスクを負ってまで、本体から『糸』を出すのは何故か?
→糸を一定以上遠くに伸ばす時だけ、本体と一体化させる必要があるのでは?
- 人型時も(そうは見えないが)本体と『糸』で繋がっているのだろうか?
→人型時は純粋なスタンド像なので、本体と繋げる必要はないのでは?
- 本体の肉体で『糸』にできる部分、できない部分はそれぞれどこまでか?
- 本体の身に付けている物はどこまで『糸』化できるのか?
- 縫合による治療の限界はどの程度か?
- 人型と糸状の2タイプは、やはりジョースター家の遺伝なのか?
→遺伝というならDIOの影響もあるのでは?(その場合、ウンガロとリキエルが例外なのはジョースターの遺伝が薄いからか?)
Last Update 2009/06/01
本体:ストレイ・キャット(自分自身)
※別名「猫草(ねこぐさ)」、「元タマ」
発現からの経緯:「タマ」という猫(ブリティッシュ・ブルー種)が1999年6〜7月に『矢』で刺され、スタンド能力が未覚醒のまま事故で仮死状態になり、地面に埋められた事で発現。発現後約1週間で外見、能力ともに成長した。
タイプ:特殊実体化、物質操作攻撃型
特徴:猫のような植物型。基本的に花が頭部、葉が前足(手)、根が後ろ足になっている。 猫の体、植物、スタンドが一体化したもので、動物と植物両方の性質を持った完全な実体。猫時代そのままの意志、普通の生物同様の五感を持つ(ただし夜目は利かない)。
- 初期:全長50cm。花の雌しべか雄しべ(?)のうち2本の先に目玉がある。茎(胴)がある。自力移動は不可能。
- 後期:全長20cm。花に直接顔がついており、茎はない。短い複数の根を持つ。自力で多少は動き回れる。
能力:空気を自由自在に操る。
- 『空気弾』:空気の塊を作り出し、飛び道具として発射したり、防護クッションにしたりする。また、ある程度自由に変形(造形)でき、様々な応用が可能。ただし発生できるのは本体またはその周囲からだけ(操作範囲は広い)。
- 本体の側に限り、部分的な真空状態を作る事も可能。(範囲は狭い)
- 周囲の空気を広範囲に渡って操作する(=風を起こす)事はできず、空気は「塊」での操作が基本。
- 活動のエネルギーは食物摂取と光合成で得ている(根は体を支えているだけ)。また、呼吸もする。
- 能力のエネルギーは本体(?)の光合成によるもので、威力や精度は明るさに比例する。また、暗くなると本体の意識そのものがなくなる(寝てしまう)。
補足:『ストレイ・キャット』という名称がスタンド能力名か本体(猫草)の名前かは判断が困難。なお、この名称は吉良吉影が、「猫草」という名称は川尻早人が付けたものである。
ダメージ伝達:スタンド=本体なので直接ダメージ
射程距離:−
能力射程:基本的に可視範囲(明るいところで最高100m程度)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | B | E | A | D | B |
| JOJO A-GO!GO! | B | E | A | E | C |
謎・疑問点
- 猫草は本体なのか、スタンドなのか、それとも両者が融合したものなのか?
- やがては繁殖するのか?その方法は種子か?卵生か?それとも胎生か?(性別はないらしいが)
- 本体が仮死状態にならなかった場合、どのようなスタンド能力となっていたのか?
Last Update 2009/06/01
本体:フォーエバー
発現からの経緯:発現理由は不明。1980年代後半、本体が死亡した事で消滅。
タイプ:近距離、一体化、物質操作または直接攻撃型
特徴:巨大貨物船型。スタンド像単体では発現できず、小型船と一体化する。また、本体は猿(オランウータン)である。なお、名前の由来はタロットカードの8番目の大アルカナ『STRENGTH(力)』である。
能力:小型船と一体化して巨大な貨物船を作り上げる。
- 貨物船内の全ての物(クレーン、扇風機、ガラスetc)が武器であり、自由に操作できる。
- 貨物船体(壁や床)自体を変形させ、生物やスタンドを締め付ける事ができる。
- 物理的操縦は不要で、航行を含めて全てが本体の思うままに動く。
- 元の船の性能には全く影響されない(小さくてもボロでも可)。
ダメージ伝達:不明(あったとしてもその巨大さ故に微々たる程度であろう)
射程距離:0m(本体が常に船内にいなくてはならない)
能力射程:船内のみ
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | A | C | A | D | E |
| JOJO A-GO!GO! | B | D | A | E | E |
Last Update 2009/06/01
本体:トリッシュ・ウナ
発現からの経緯:本体の生まれ付き。または誕生の直前か直後(1986年)に父親(ディアボロ)がスタンド使いになった影響によって発現。ただし、覚醒したのは本体が15歳の時(2001年春)である。
タイプ:近距離、思考分離、特殊攻撃型
特徴:女人型。全長2m。頭、肩、肘、膝、臑に「+」「×」「÷」のマークがある。意志を持ち、性格は荒っぽい。
能力:殴った(触れた)物質をゴムのように柔らかくする。
- 柔らかくなった物は凄まじい弾性、伸縮性を持ち、力技での破壊はほぼ不可能になる。
- 対象は機能を保たせたまま「一個体」として柔らかくできる。
(例:時計なら中の部品ごと柔らかくなり、その後も動き続ける)
- 対象を限りなく柔らかくすると流体に近くできる。(ただし一個体のまま)
- 柔らかくした対象に粘着性を持たせる(=ガムのような状態にする)事もできる。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m
能力射程:数十m
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 58巻 | A | A | B | D | C |
謎・疑問点
- 能力は生物や本体にも効くのか?(ならもっと有効に利用できたのではないか?)
- このスタンドの性格はトリッシュの本性なのか?
Last Update 2009/06/01
本体:グイード・ミスタ
発現からの経緯:本体が17歳の時(1999〜2000年)に『矢』によって発現。
タイプ:遠距離、思考分離、群体、物質操作攻撃型
特徴:亜人型。全長数cm。6体で構成され、それぞれ額に番号があり、微妙に顔が違う。頭頂部が紡錘状。手の指は4本。意志を持ち、それぞれ性格が異なる(『No.1』と『No.2』:気ままで仲良し、『No.3』:いじめっ子、『No.5』:いじめられっ子、『No.6』:乱暴者、『No.7』:リーダー格) が、全体にわがままで騒がしく、食い意地が張っている。なお、本体曰く「縁起の悪い数」なので、『No.4』はいない。
能力:6体のチームワークで弾丸を自由自在に操る。
- 基本的に弾丸1発につき1体が乗って飛んでいき、途中で弾丸の軌道を変える。場合によって複数体で1発を操作する事や、その逆もある。
- 飛んでいる弾丸を空中で破壊する事で拡散攻撃できる。
- 本体が1回トリガーを引いただけで弾丸を2発発射させる事ができる。
- 操った弾丸はスタンドにも有効となる。
- 拳銃を使わなくても、単体で(「実包」の状態から)弾丸を発射できる。
- 弾丸に対する制御力や干渉力は凄まじいが、純粋なパワー自体は極めて弱い。
- 6体は離れていても意志伝達が可能 。ただし、本体へのテレパシーは不可能。(スタンド→スタンド→本体、という形での情報伝達になる)
- 一般的な食物を摂取できる。ただし、食べた物が後でどうなるのかは不明(一体化ではないらしい)。
- 本体の意識がなくなっても数体は活動を続ける事ができる。
ダメージ伝達:全身にフィードバックまたは部位相応(各メンバーがそれぞれの部位を担当)。なお、群体ではあるが数が少ないため、1体毎のダメージ影響は大きい。
射程距離:200〜300m(弾丸の届く距離まで)
能力射程:弾丸次第(飛距離の延長は不可能?)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 50巻 | E | C | A | A | B |
謎・疑問点
- 食べ物を与えないと怒って働かないらしいが、どこまで本当なのか?
- 食べた物はどうなるのか?
→エネルギー化されて本体に還元されるのでは?
- 弾丸には「乗っている」のか?「憑依している」のか?(前者の場合、弾丸と一緒に回転しないのか?それとも弾丸の回転を止めているのか?)
- 弾丸の威力や飛距離もアップさせるのか?
- 弾丸1発を複数体で操った方が性能が上がるのか?それとも単なる移動手段か?
- トリガーを1回引いただけで弾丸2発を発射するのはどういう原理か?(拳銃の構造上、不可能では?)
→単に本体が一瞬で2連射しているのでは?
→2発目は拳銃の力ではなく、このスタンドが拳銃の中で直接発射しているのでは?
Last Update 2009/06/07
本体:アレッシー
発現からの経緯:本体が30代後半の時(1980年代後半)に『矢』によって発現(本体の台詞から、少なくとも子供時代はスタンドを使えなかったと推測できる)。存在が確認されたのは本体が38歳の時(1980年代後半)。
タイプ:近距離、一体化、特殊攻撃型
特徴:影状の人型。頭部はトサカのようなもの(?)が付いた形で、顔には両目がはっきり浮かび上がっている。本体の影と一体化している。視聴覚を持つ。なお、名前の由来は古代エジプトにおける嵐と暴力の神である。
能力:影(スタンド)と交わった(触れた)生物を若返らせる。
- 若返りの度合いは交わった時間にほぼ比例し、胎児にまでも戻る。(1秒で10歳近く?)
- 若返ると外見だけでなく知能や記憶、精神力、スタンドまでも当時の状態に戻る。(ただし生物のみ)
- 本体が持った武器(鈍器や刃物)はそのまま影(スタンド)に投影され、スタンド像の一部として使用可能。
- ある程度伸縮自在。また、影なので狭い隙間からの進入が可能。
- 部分的な立体化が可能、この時、「若返り能力」は使用できず、ダメージも受ける。
ダメージ伝達:部位相応(影の性質上、立体化していなければ普通の攻撃ではダメージを受けない)
射程距離:5m(本体の足元から伸びる)
能力射程:ほぼ∞
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | B | B | C | C | E |
| JOJO A-GO!GO! | D | D | C | D | D |
謎・疑問点
- 最終的にはどこまで若返るのか?また、その効果はいつまで持続するのか?
- 「影状のスタンド」なのか?それとも本体の影と一体化しているのか?
- 周囲の光の強さや向きに左右されるのか?(暗闇の中でも使えるのか?)
- 通常時にダメージを受けるのか?(影がどうやって?)
- どこまでの立体化が可能か?
- 本体がジャンプするとスタンドは離れるのか?
- 植物の生長を逆行させる事は可能か?
Last Update 2009/06/01
本体:マリオ・ズッケェロ
発現からの経緯:『矢』によって発現。存在が確認されたのは2001年春。
タイプ:近距離、特殊攻撃型
特徴:人型。全長2m。全身にコブのようなものがある。手に長さ30cm程の針(短剣)を持つ。
能力:『針』で刺したものを、しぼんだ風船のように薄っぺらにする。
- 対象を刺した直後、刺し傷から空気のようなものが吹き出し、対象がしぼむ。
- 薄くなった対象は柔らかく、軽くなるが、解除すれば元通りになる。(刺し傷も残らない)
- かなり大きな対象(船等)や生物にも使用可能。(生物の場合は生かしたまま)
- 薄くしたものにできた(作った)「穴」や「破れ」は元に戻す時に直せる。(直さない事も可能)
- 対象は「一個体」として扱う。(中身、部品ごと)
- 本体自身は任意に薄くなり、そのまま自由に行動できる。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m
能力射程:数m(維持範囲)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 49巻 | A | C | A | D | E |
謎・疑問点
- 船に別の船を被せた際、どうやって同じ船を用意し、どうやって被せたのか?
(被せるには「穴」が必要なはずであり、はがれた時に破れた部分が塞がっていたのは何故か?)
- 対象のサイズ上限はどれほどか?(例えば地面を刺せばどうなるのか?)
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